この時期は、4月に向けてお引っ越しを検討している方も多いのではないでしょうか?
このブログを見てくださっている方の多くは、別居や離婚がお引越しのきっかけになっているかと思いますが(><)
どうせ新生活をはじめるなら、できる限りベストな賃貸マンション・アパートを借りたいですよね!!!
理不尽・不本意・納得いかない思いとか、はたまた不安な気持ちとか、いろいろ抱えていらっしゃるのは重々承知していますが、新生活が始まるのは変わりないです!
ここはもう、開き直って新しい生活への希望を持ちつつ、物件探ししちゃいたいところです。
というわけで、今回は、子供の頃から転勤族で引っ越し歴12回(←多分。もう数えられない)&宅建士の資格アリのシングルマザー目線で、賃貸マンション・アパートを選ぶときのポイントをまとめました。
あ、ちなみに、家賃とか、立地とか、採寸とか、アタリマエすぎることは書いてませんっ!
意外と見落としがちなところだけを厳選しましたので、内覧のときに参考にしていただければ~。
目次
【シングルマザー・シンママ予備軍向け】賃貸マンション・アパートの選び方。内覧でのチェックポイント
シングルマザーが子供といっしょに引っ越しをする時、賃貸マンション・賃貸アパートの内覧でチェックしておきべきポイントは以下です。
- 耐震性と築年数
- 建物の構造
- 鉄筋コンクリート造の最上階の意外なデメリット
- 水回り
- ガスの種類
- クーラーの取付けについて
それでは順番に解説していきます!
耐震性と築年数
どんなに「家賃を抑えたい、古い物件でも全然OK!」という方でも、耐震性は気にかけておきたいところ。
耐震基準は、1981年に非常に大きな改正がなされ、このとき定められたのが新耐震基準です。
新耐震基準では、「震度5程度の地震で建物の構造に損害が出ないようにする」「震度6強から震度7程度の地震の際、致命的な損害を回避する」と定められています。
1981年というと、38年前。(=ほぼ私の年齢 爆)
ということで、私と同じく30代後半のシングルマザーの方は、「私の年齢より若くて丈夫な物件を選ぼー!」で、覚えていただければ忘れづらいかと(笑)
建物の構造
賃貸アパートの場合はたいだい木造か軽量鉄骨造、賃貸マンションの場合は鉄筋コンクリート造り(=RC造)のことがほとんどです。
この建物の構造によっても、耐震性はもちろん違います。(鉄筋コンクリート造のほうが強い)
なので、上記の築年数に加えて、建物の構造も参考にしてみてください。
「アパート」と「マンション」には建築基準法上の明確な違いなどはありません。
が、不動産業界的に、
- アパート=木造or軽量鉄骨造(2~3階建くらい)
- マンション=鉄筋コンクリート造
というくくりで呼び方を変えているところが多いそうです。
また、建物の構造は、耐震性だけでなく、「気密性」と「騒音」にも関係があります。
鉄筋コンクリート造のマンションの最上階の意外なデメリット
マンションの最上階、なんか魅力的ですよね!
かくいう私も、賃貸マンションの最上階に住んでいます。
最上階は、上の人がいないから騒音もあまりないし、景色もいいし、夏場は窓開けたままでも寝れるし~(←これはむしろ最上階のほうが狙われやすい説もあるけど)。
まさにいいことづくめ・・・って、そうは問屋がおろさなかった(;_;)(って言いますよね?問屋ってちょっと言ってみたかっただけww)
鉄筋コンクリート造りのマンションの最上階は、夏場がとにかくヤバ暑いです。
階下の部屋に比べて2度くらい暑いらしいです。
もっと言えば、バルコニーのベランダ菜園も8月は直射日光で大部分が死滅ちゃう勢いです。。。(←これはなんか黒い布的な対策とか次第だと思うのですが)
最上階の10階と9階に温度計を設置。朝8時前後のそれぞれの部屋の気温を、計測してみた。
ーーー中略ーーー
8日間検証して計算してみたところ、平均温度差は2.03℃。実に2度以上も10階のほうが暑かった。
ーーー中略ーーー
ではなぜ、マンションの最上階はかくも暑いのか? 「住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所」の井上恵子さんによると、大きな理由は「屋根が太陽の直射日光を受けるから」だという。
「屋根が太陽の熱で熱くなり、その熱が最上階の部屋に降りてくるのです。私の家でもそうですが、一戸建てでも1階より2階のほうが暑いんですよ」(井上さん)。
特にマンションの屋根に使用されるコンクリートは蓄熱しやすく、その傾向は高まるとか。
2度違うって、けっこう違います!
冷房代考えたら、最上階の1階下くらいがいいかもな~と思います。
水回り
築30年の6階建て、鉄筋コンクリート造りのマンションに住んで2年間で、起きたトラブルは全部水回り!
- トイレの水が詰まる→管理会社と提携している水道トラブル会社に来てもらった
- シャワーの出が悪すぎる→シャワーヘッドとホースを管理会社に交換してもらった
- キッチンの水道のキワから水が漏れる→管理会社にパッキン交換してもらうが、再度漏れるように・・・あきらめて今はタオル巻いてる(汗)
と、こんな感じです。
やはり、築年数が古いと、どうしても水回りのトラブルは避けられない様子です。
内覧の時に、「水出してみてもいいですか」って言える人はいいのですが、私、絶対言えないタイプです(苦笑)
いや、出しても全然いいんだと思うのですが、なんか、お掃除されているところなのに、申し訳ない感が満載で言い出せない。。。
しかも、ちょろっと出したところで実情はあまり確認できません。
なので、どちらかというと、確認すべきは、入居後にこういう水回りトラブルが発生したときに、「どこに連絡するようになってるか&料金は誰負担?」っていうところですね。
うちの場合は、管理費の中にこういうトラブル対応の費用も含まれていて、基本的に提携の業者さんを呼んでも無料で修理してくれるようになっています。
ガスの種類
ガスの種類は大きく2つあります。
都市ガスとプロパンガスです。
都市ガス
- 地下のガス管を通って供給されるタイプのガス。
- 都市ガスの料金は、公共料金になるため地域ごとで多少値段の差はあるものの、急な値上がりなどがなく値段が安い。
プロパンガス
- ガスボンベで供給されるタイプのガス
- 業者によって自由に値段を設定できる上、ガスボンベの交換や配達などで人件費がかかるため、値段が高めに設定されていることが多い。
現在は、電気もガスも自由化になっているので、戸建てに住んでいる方なら、電気もガスも料金を比較して、好きな業者を自分で選ぶことができます。
一方、賃貸アパート・賃貸マンションの場合は、ガスは大家さんに交渉してもらうしか方法がありません。
なので、物件探しの段階から、できることなら都市ガスの物件を選んでおいたほうがガス代は安くなります。
とはいえ、私の場合は今回の物件ではガスはプロパンでしたが妥協しました。(立地や家賃、広さなどの条件が良かったため)
ガスはお風呂だけに使用(コンロはIHなので)していますが、冬場は月6000円近くのガス代がかかってます。
ちなみに電気については、賃貸アパート・賃貸マンションであっても、個人で自由に電力会社を選べます!
電気代を安くするには、地域の電力会社ではなく、自分で選んだ電力会社と契約しましょう!
エアコンのとりつけについて
築古物件でありがちなのが、バルコニーに面していない廊下側の部屋にはエアコンがとりつけられないということが意外と多いです。
室外機を置く場所がなかったり、室外機とエアコンをつなぐ壁の穴がなかったりします。
冬場はデロンギやセラミックファンヒーターなど、暖房以外にも部屋を暖める選択肢があるものの、夏場は扇風機だけではなかなか厳しいことも多いですよね。。。
(窓に取り付けるタイプの冷房とかもありますが)
なので、クーラーが各部屋に取り付けられるかどうかは、事前に確認しておかないと、結局、死に部屋になったりしちゃうので、要注意です!
まとめ:賃貸マンション・賃貸アパートの内覧でチェックするポイントは意外と多い!
こうしていろいろ洗い出してみると、内覧時に注意して見ておきたいポイントは意外と多いですね。
すべての条件が完璧っていう物件はなかなか出てこないかもですが、住みはじめてからできるだけ快適に楽しく過ごすために、自分の中で優先順位をつけてがんばってみてください♪
できるだけ初期費用を安くして賃貸物件を契約する方法
賃貸物件を借りるときの初期費用の相場は家賃の4~5ヶ月分。
家賃5万円の物件を借りるなら、初期費用が25万円くらいかかることを覚悟しておかなければなりません。
でも実は、「このサイト経由で問い合わせすれば、初期費用が安くなる」という賃貸物件の検索サイトがあります。
初期費用は、ちょっとした工夫で下げられるので、問い合わせの段階から意識しておきましょう!
敷金・礼金・仲介手数料・更新料がすべて0円の物件情報!
家賃2万円代~、低家賃の賃貸物件に絞って掲載されていて、かつ、敷金・礼金・仲介手数料・更新料がすべて0円の物件だけが紹介されているのが、ビレッジハウスです。
公営住宅・団地のような感じの住宅が多く、とにかく家賃が安い!
さらに、初期費用がいらない上に、引越しサポートとして賃料の1ヶ月分(最大3万円)がもらえて、さらに1ヶ月分のフリーレントもついてくる。
仲介手数料が半額になる!
通常、初期費用の中には、仲介する不動産会社に支払う仲介手数料が入っています。
仲介手数料の相場は家賃の1ヶ月分。家賃5万円の場合は、仲介手数料5万円なので、ここはけっこう痛いんですよね。
その仲介手数料が、どの物件でも半額になるサービスがあります。
関東・関西エリアの方限定にはなりますが、
ietty(イエッティ)という、チャットで希望する物件の条件を伝えて、不動産屋さんに未公開物件を含めてリサーチ結果を返してもらうという、比較的新しいサービスです。
シングルマザーの物件探しの場合は、不動産屋さんに行って直接やり取りしたり、電話するのは勇気がいるわ~という方も多いと思います。。。
まずこういうライトなチャット相談くらいで、希望の物件を見つけておいて、見つかったら、本格的に自分の事情を話して相談するというやり方が、現実的ですね。
どの物件も、仲介手数料が半額になるとハッキリ書かれているのも、安心できます。
賃貸の悪しき習慣を全排除している良心的な不動産屋さん
賃貸物件を借りるときの初期費用によくあるのが、「クリーンアップ料金」「防虫殺虫代」「鍵交換代」などなど。
こういった類の初期費用は、実際に家主さんが指定していて金額がかかる物件もありますが、そうでない物件に上記の金額を上乗せしている業者さんも中にはあります。(法律のギリギリのラインで行われている方法なので、違法ではありません)
だからほとんどの業者さんでは、あらゆる金銭が上乗せされてしまう傾向があります。
特に、3月あたりには賃貸物件の需要が高く、借りる側の交渉力が落ちるので、上乗せ分の値引き交渉も現実的には難しかったります。
そんな中、関西エリアに限定されてしまいますが、【正規条件の表示】【不必要な付帯料金の排除】を徹底していると明言しているのが、エキテン西日本1位!良い物件に安く住むなら「賃貸くん」です。
こんな風にハッキリと賃貸の悪しき慣習を辞めていると明言している不動産屋さんはなかなかないので、関西エリアの方にはかなりおすすめです!
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引っ越し業者を選ぶときは、必ず複数社見積もり&値段交渉をすること!
引っ越しは、一社一社見積もりをとるよりも、一括で見積もりをとれるサイトを利用して見積もりをしたほうが断然ラクです。
でも、引っ越しの一括見積りに登録すると、登録してから1週間くらいの間、本当にたくさんの業者から電話とメールが来るようになります。
これもう、びっくりするくらいの電話の嵐になります。。。
でも、そんな引っ越し見積りサイトのデメリットを解消してくれるのが、嵐のような電話攻撃を受けない引越し見積もりサイト【引越しラクっとNAVI】。
ここから見積りすれば、電話は1回でまとめてくれるので、安心です(^^)
私が別居中&無職の時期に賃貸物件を借りたときの様子はこちらに書いてます↓
>>>別居・離婚で家を借りたい!シングルマザーが賃貸の審査に通るには?【無職の主婦が自分名義でアパートを借りた話】
賃貸の契約前に読んでおいてほしい↓
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自称引っ越しマスター・ミーナ的、お得な引っ越し術はコチラの記事より↓
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そもそも仕事探さなきゃ・・・という方はこちらが参考になるかと↓
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