こんにちは、シングルマザーのミーナです。
別居・離婚を通して、一番気がかりだったのが、子供たちへの精神的な影響でした。
経済面は、一時的に苦しくなったとしても、幸いうちはみんな健康なので、私ががんばればどうにかなると思っていました。
でも、子供のメンタル面は、どうやってケアしたらいいんだろうって、ずっと悩んでいました。
そんな時、一冊の本に出会いました。
お金がなくても、時間がなくても、だれにでもできる子供のメンタルケアの方法が書いてあって、ずいぶん救われました。
別居直後、不安定だった5歳の娘
別居した直後、当時5歳のもも子は、いきなりの環境変化にかなり動揺していて、最初の2〜3ヶ月は精神的に不安定でした。
「どうしておばあちゃんの家に住むことになったの?」
「どうしてパパと住めなくなったの?」
「あのお家に帰りたい」
「幼稚園のお友達に会いたい」
ということを繰り返し繰り返し言っていました。
すべてを打ち明けることができないので、子供を納得させてあげられる話もできないし、
お金がないから、気分転換にパーっと楽しいところに遊びに行くこともできない。
今の私に何ができるんだろう?って、辛くて辛くてたまりませんでした。
「ひとり親でも子供は健全に育ちます」という本に書いてあったこと
もも子の不安な心をどうにかして、安心させたい。
と思って、何冊か購入した本のうちの一冊が、「ひとり親でも子供は健全に育ちます」という本です。
この本の中に、「離婚でさみしい思いをさせても、経済的に苦しくても、一緒に暮らしている親が、子供の気持ちに向き合って、一つ一つ丁寧に希望を叶えていけば、子供は安心してのびのび育ちますよ」という内容が書いてありました。
例えば、「今日の朝ごはんの卵、スクランブルエッグがいい?目玉焼きがいい?」というような小さなことでよいそうです。
私は当時、子供たちに寂しい思いをさせていること・経済的に苦しい思いをさせてしまっていることに対して罪悪感を感じまくっていたので、
「そっか、自分にできる範囲で、子供たちの希望を叶えていくことで、子供たちの辛さを軽くしていくことができるかも!」と、一筋の希望が見えた感じがしました。
日常生活の中で、子供の小さな希望を叶えることを繰り返す
子供たちが心の底に抱え続けているのが、「また家族4人みんなで暮らしたい」という思い。
本当に申し訳ないけど、それは、もう叶えてあげられない。
でも、子供の小さな希望を一つ一つ丁寧に叶えるという行為を通して、「3人暮らしでも、毎日楽しくやっていけるよ!大丈夫だよ!」というメッセージが伝わるといいなと思いながら、いろいろやってきました。
保育園に行きたくないと言っていたもも子には、「今日は髪の毛何結びがいい?可愛くして行こう!」と、なんとか気分を盛り上げて。
外食したいという子供たちには、「今日の夜ご飯は、ベランダでお月様見ながら食べようか?」と、お金を使わなくてもいつもと違う気分でご飯が食べられるよという提案をして。
>>>ベランダ菜園は子供にとってはプチレジャー!楽しくて美味しい節約術
夜店で子供たちからの熱い視線に耐えられず、金魚すくいをOKして、現在5匹の金魚が・・・。(水換え、超劇めんどくさい!でもやってます 苦笑)
子供の表面的な言葉をそのままとらえると、「外食」「遠出」「動物飼いたい」とか、いろいろ無理なことが多いので、できないと思ってしまいがち。
私も、時間もお金も体力もないから、無理だよ〜って思ってました。
でも、よくよく考えてみると、子供の言葉の裏にあるのって、「いつもと違う気分を味わいたい」「ママ独り占めして遊びたい」「自分の希望を叶えてほしい」とか、そういうもんなんじゃないかと。
だから、子供の希望をそのまま叶えるのが難しいときには、言葉の裏にある希望は何だろうな〜?って考えて、別の形で提案してみたら、意外とそれでも大満足してくれる。
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そんな日々の小さな積み重ねを、この2年間やってきて、「3人暮らしでも大丈夫なんだ」という安心感は子供たちの中にできてきた、ような気がします(^^)
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