「もうこれ以上は無理・・・今すぐ家を出て行きたい!!!」
このブログを読んでくださっている方は、もう我慢するのが限界な状況にあるのではないでしょうか?
私が別居を決心したときも、心身ともにボロボロで、1日でも早く家を出たい思いでいっぱいでした。
でも、私には守るべき子供たちがいた。
だから、ギリギリの精神状態の中でも、別居後の生活のことを考えて、冷静に準備を進めることができました。
2年の別居を経て離婚した今、しみじみ思います。
やっぱり離婚前提の別居では、別居前にできる限りの準備をしておくことが大事だったなあ、あの時必死にやるべきことをやっておいてよかったなあ、と。
別居前の準備はめちゃくちゃ大事です。
別居・離婚後の生活費については以下の記事をご参照ください!↓
別居中&無職の状態でもアパートを借りれた実体験はこちらの記事に書いてます↓
>>>別居・離婚で家を借りたい!シングルマザーが賃貸の審査に通るには?【無職の主婦が自分名義でアパートを借りた話】
別居中の就活で、相当悩みながらもなんとか正社員就職した話↓
>>>別居中のシングルマザーが就職活動を成功させるための3つのポイント
別居前にやっておいてよかった10の準備
別居前にやっておかった10の準備をまとめています。
離婚届不受理届の提出と弁護士さんへの相談【別居準備①】

まず一番始めにやったのが、離婚届不受理届の提出でした。
これを出しておけば、自分以外の人が離婚届を提出しても、受理されるのを防ぐことができます。
その後、弁護士さんのところへ法律相談へ行きました。
法律相談は、弁護士さんに状況を伝えてアドバイスをもらえるものです。
費用は、初回の無料のところもありますが、基本的には、1時間5000円~1万円くらいのところが多いです。
私の場合、子どもを連れて家を出ていくと、「連れ去りだ!」と騒がれる可能性があると思ったので、事前に状況を説明して、別居しても大丈夫かどうか弁護士さんに確認をとりました。
とても不安だったので3つの別々の事務所に相談に行きました。
結果、3箇所すべての事務所の弁護士さんから、
「ミーナさんが置かれた状況下で別居するというのは、『悪意の遺棄』にはならない。かつ、自分がメインで養育している子供を連れて別居するのは、やむを得ないと判断されるだろう」
という見解を得ました。
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>離婚届不受理届の提出と弁護士さんへの相談【別居準備①】
最初にどこに相談したらいいかわからないときは、無料の法律事務所案内サービスが便利です。↓
※メールでOKですし、「土日に相談したい」「女性の弁護士さんがいい」など希望を伝えて、弁護士さんを探してもらえるので相談しやすいです。
格安の引越業者選び&バレない荷造りがうまくいった話【別居準備③】

引っ越し準備もなかなか大変でした。
絶対に夫にバレないように、衣装ケースなどを活用しながら少しずつ荷造りを進めました。
同時に、できるだけ費用をかけずに引っ越すために、引っ越し業者選びも、複数業者に見積もりをとって、一番安いところを選びました。
引っ越しは、わりと交渉ができる取引です。
「A社さんは〇円でやってくれるって言ってるんですよ。でも日程的に御社のほうがありがたいので、御社が〇円でやっていただけるなら即決するんですけど~」
などなど、上手いこと言って、できるだけコストを抑えましょ~!
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>格安の引越業者選び&バレない荷造りがうまくいった話【別居準備③】
子供の監護権を主張するための資料を集めました【別居準備④】

「今現在自分がメインで子供たちを養育している」→「だから、別居後の監護権も自分にあるはずだ」と立証するための証拠を集めました。
具体的には、母子手帳、幼稚園の連絡帳、育児日記などなど。
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>子供の監護権を主張するための資料を集めました【別居準備④】
婚姻費用を請求するための資料を集めました【別居準備⑤】

夫婦が別居した場合、収入の高い方が低い方に生活費として支払うのが婚姻費用。
現在専業主婦だったり、パート勤務だったりで収入があまりない方の場合、別居後は、婚姻費用をいくらもらえるかで経済状況が大きく変わってきます。
別居後に夫がすんなり婚姻費用を支払ってくれるならよいのですが、何かと理由をつけて婚姻費用の支払いを拒否されるケースも多々あるよう・・・。
なので、相手と自分の収入資料をあらかじめ持っておいた方がよいです。
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>婚姻費用を請求するための資料を集めました【別居準備⑤】
財産分与のための資料を集めました【別居準備⑥】

離婚のときは、結婚している間に築いた財産は夫婦で分けることになっています。
そのためにも、やはり客観的な資料が必要です。
銀行の預金通帳、証券会社の口座、生命保険証書、賃貸マンションの場合は敷金がわかる契約書(持ち家の場合は売買契約書)、などなど、できる限りコピーをとりました。
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>財産分与のための資料を集めました【別居準備⑥】
園と習い事をやめる手続き【別居準備⑦】

別居準備の中で、一番辛かったのが、子供たちが通いなれた園をやめる手続きでした。
子供たちを長い間かわいがってくれていた先生方に、別居のことを伝えたときは、思わず涙が・・・。
先生方に伝えるタイミングや、だれに伝えるか、など、けっこう悩みました。
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>園と習い事をやめる手続き【別居準備⑦】
児童手当の受給者変更【別居準備⑧】

児童手当は、通常は、世帯主&収入が高い=旦那さんの銀行口座に振り込まれているご家庭がほとんどだと思います。
うちもそうでした。
でも、世帯を分けて、妻である自分が子供と暮らす場合は、児童手当の受取人を変更することができます。
3歳までの子供は毎月15000円、3歳~18歳の子供は毎月10000円がいただける児童手当。
かなり貴重な収入源になるので、忘れずに手続きを!
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>児童手当の受給者変更【別居準備⑧】
夫にバレずに年収が知りたい!別居前なら課税証明書は妻一人で発行できる!【別居準備⑨】

あまりないかもしれないのですが、私は夫の収入額を知りませんでした。
(正確には、結婚してから何度も聞いたのですが、教えてもらえませんでした)
相手の年収がわからないと、別居後の婚姻費用の金額の予想もつきません・・・。
家に給与明細や源泉徴収票があればよいのですが、それも見つからないときは、役場で「課税証明書(=所得証明書)」というのを取得することで、簡単に旦那さんの収入を知ることができます!
※ただし、別居前にやっておかないと、別居後は夫の委任状が必要になってしまいます。別居前に忘れずに取得を!
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>夫の収入を知りたいときは、別居前に課税証明書を取得すべし【別居準備⑨】
住民票を移動する手続き(転出届を出す)【別居準備⑩】

別居前の一番最後に行ったのが、住民票を移動する手続きです。
自分と子供たちの転出届を出します。
これで、自分が世帯主となり、夫とは世帯が分かれます。
住民票を分けておくと、別居後に保育園の保育料を自分の分だけの収入で計算してくれたり、小学校の就学支援を受けられたりする場合があります。
住民票を分けるだけではできない場合もあります。
私の場合は、保育料については「離婚」の文字が明確に入っている公的な書類の提出が必要でした(離婚調停の申立書や、離婚を弁護士に委任した委任状など)。
市区町村によって、ルールが違うようなので、役所の方に聞いてみてください!
詳しくは、こちらの記事に書いています>>>住民票を移動する手続き(転出届を出す)【別居準備⑩】
まとめ:別居は早まらないで!別居前にやることをリスト化して、十分に時間をかけて準備を!
私の場合は、別居前にやることをリスト化して、約1か月かけて別居準備をしました。
が、それでも時間が足りませんでした・・・。
自分名義のクレジットカードを作ったり、自分名義でスマホを契約したり、子どもたちのためにモバイルwifiを契約したり、別居前にできなくて、あとから後悔したこともいろいろあります。
辛い状況の中、冷静に別居準備をすすめるのは、正直ものすごくキツかったです。
それでも、別居・離婚後の生活ができるだけ良い方向に進むように、最低限、子供たちと安心して暮らせる準備はしておきたいですよね。
だから、今はゴールが見えなくて、気持ちも真っ暗かもしれませんが、あと少し、踏ん張ってがんばってみてください。

でも、がんばりすぎて、体調を崩してしまっては元も子もありません!
どうか自分の体調を最優先に、無理しすぎないようにしてくださいっ。
別居前には、弁護士さんに法律相談もしておきました。(私は3つの別の事務所からそれぞれアドバイスをもらいました)
婚姻費用の金額の目安や、調停に向けてどんな証拠を集めておいたほうがいいか、など法律面からアドバイスをもらっておくと心強いです。
最初にどこに相談したらいいかわからないときは、無料の法律事務所案内サービスが便利です!↓
※「土日に相談したい」「女性の弁護士さんがいい」など希望を伝えて、弁護士さんを探してもらえます!
別居・離婚後の生活費についてはこちらの記事にまとめています↓
>>>母子家庭の生活費はどのくらい?シングルマザーはいくら稼げば子供と楽しく暮らせるの?
別居中&無職の状態でもアパートを借りれた実体験はこちらの記事に書いてます↓
>>>別居・離婚で家を借りたい!シングルマザーが賃貸の審査に通るには?【無職の主婦が自分名義でアパートを借りた話】
番外編:夫にばれないように収入源を確保しておく方法
別居にはお金がかかります。
>>>別居費用はいくらだったか?【家賃・家電・子供の転園で100万超えた話】
離婚後も、お金で苦労するのは、ほぼほぼ間違いないと思っていた方がいいです。
なので、できるだけ早い時期から、収入源は確保しておいた方がいいです。
>>>別居中のシングルマザーが就職活動を成功させるための3つのポイント
別居・離婚で引っ越しする事態になる方もわりと多いと思うので、今のうちから就職先を見つけておくのは難しい方も多いかもしれません。
でも、スマホやパソコンでできる副業は、今は本当にいろいろあります!
私が実際にやってきてよかったものだけ厳選してますので、よかったらこちらも合わせて読んでみてください♪
>>>母子家庭の生活費はどのくらい?シングルマザーはいくら稼げば子供と楽しく暮らせるの?
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