先日、小2の娘から「友達とメールしたいからスマホ買って!」と言われて、考え込んでしまいました。
私たちの多くは、幼い頃から、
学校で、家庭で、会社で、
「他人からの評価で自分の価値が決まる」という概念を信じて疑わなかった。
そんな価値観を持った私たちが、
スマホを手にして、
SNSまでやりはじめてしまったから、
流れてくる情報をとめどなく受け止めてしまい、
他人との比較がやめられなくなり、
他人からの評価・批判・否定も、「それが真実」と思い込んでしまった。
世界から置いていかれるまい、
隙間時間を1秒たりともムダにしたくないと、
24時間スマホを手放せない。
他人からの評価が気になりすぎて、
5分おきに「いいね」の数をチェックしにいってしまう。
批判コメントがついたら1日中そのことで頭がハイジャックされて、
他のすべての行動が上の空になる。
こんな毎日を過ごしていたら、
どんどんどんどん、
「私は、あの人に比べたら、なんて価値のない人間なんだろう」
「私は、メンタルの弱い人間なんだ・・・」
「私はきっと、何もできやしない」
などという、気分が悪くなる思考の海に溺れてしまう。
↑これ、まさに私のコトです(´;ω;`)
私は大人だったから、
そこから抜け出したいと望んで、行動して、
こうして「他人の評価が自分の価値を決めるわけじゃない」という考え方にたどり着くことができた。
でも、もし、小さな子供が、
「他人の評価が自分の価値を決める」という考えをもったまま、スマホを持ってしまったら?
・・・想像しただけで怖すぎるーーー😭
だからやっぱり、スマホ持つ前の子供にこそ、「私は私」という自分軸の作り方と、SNSの世界で思いがけず傷ついてしまったときの「セルフメンタルケア」の方法を伝えておきたいと切に思いました。
目次
スマホを持つ前の子供に伝えたい「自分軸の作り方とセルフメンタルケアの方法」

他人からの評価であなたの価値が決まるわけじゃない
あなたの価値を決めるのは、
お友達でもないし、
先生でもないし、
ママでもない。
何かのテストの点数で決まるわけでもない。
何かができる、できないで決まるわけでもない。
実はね、
目には見えないんだけど、
あなたの側には、いつも、もう一人の自分がいるの。
そのもう一人の自分はね、
あなたが何をしてもしなくても、寝ている時も起きている時も、
「この世界にいてくれてありがとう。ここにいるだけで、十分すごいんだよ」って、言ってくれている。
そして、あなたが好きなこと、やりたいな、と思ったことは、なんだって叶えてくれるパワーを持っている。
引き寄せの法則①「望みをオーダーする」
ただ、そのためには、まず、自分のお願いごとを決めないといけない。
そうだなー、サンタさんみたいなものかな。
「なんでもいいから、プレゼントくださーい」って言ったらさ、
本当に欲しいものと全然違うものが届くかもしれないでしょう?
だから、まずはじっくり
「私は何が欲しいのかな?私は何をしてみたいのかな?」って、考えてから、
もう一人の自分にお願いする必要があるんよね。
それでね、そのお願いをしたあとは、
もう一人の自分がきっと叶えてくれることを信じるの。
引き寄せの法則②「抵抗を手放す」
でも、あんまり長い時間、そのお願いごとのことを考えてしまうとね、
「本当に願いは叶うのかな?」
「本当に私にはそんなことができるの?」
「できないかもしれない」
っていう、気分の悪い考えが頭の中に浮かんでくるの。
実はこういう気分の悪い考え方をしているのは、あなた自身ではなくて、
あなたの頭の中のバイキンマンみたいなものなんよ。
人間という生き物は、何億年も昔から同じカラダと同じ脳を使っているでしょう?
だから、いまだに、そういう「やめたほうがいい、信じないほうがいい、今と変わらないほうがいい」
っていう考えが、ほんとうによく出てきてしまうのよ。
だって、大昔の人は、そうやって今と同じ安全な場所にいるほうが、
ライオンとか熊とかからの、攻撃から身を守ることができたからね。
でも、今はそんな怖い動物に、道でばったり出会うことはないでしょう?
だから、「やめたほうがいい、信じないほうがいい、今と変わらないほうがいい」っていう考えが思いついてしまったら、
「それは昔の考え方だね。今はもう、違うのよ」
って言って、追い払うのもいい方法だよ。
で、とにかく、気分が悪いなあと思う声が聞こえてきたらね、
「そんなのウソだよ、私のじゃまをしないで!あっち行けー!」
ってやって、
おやつを食べるとか、
大好きなアナ雪の歌を聞くとか、
ぜんぜん別の、違うことをやって、気分を変えてみるの。
そうこうしてたら、だんだん気分の悪い考えは、忘れていくからね!
引き寄せの法則③「望みをオーダーした後は、そのことを忘れて気分良くすごす」「1つ先のシーンのいい気分を設定してみる」
そしてもう一つ、毎日が楽しくなる魔法の使い方を教えてあげる。
学校に行く前に、今日の学校でどんな気分を味わいたいかを決めてみるの。
「好きな子とお話できて嬉しかったなー」
「苦手だった大縄が飛べるようになって自分でもびっくりした!」
「算数の時間、眠くならなくてよかったな」
とかね。
そしたら、なんとびっくり!
今日学校から帰る時には、そんな楽しい気分になっているはずだよ。
気分が悪い出来事が起きた時に、自分でメンタルケアする方法
でもね、魔法はパーフェクトではないんよ。
うまく使える時もあれば、うまくいかないこともあるの。
ほら、いつも元気でいたいと思っていても、熱が出たり、咳が出たりして、体調が悪くなることだってあるでしょう?
そんな感じで、やっぱり時々、思った通りにいかないことも起きちゃうものなんよ。
誰かに意地悪されたり、
悪いことしてなくても先生に怒られちゃったり、
がんばりたいと思っていたテストでうまくいかなかったり。
あなたが悲しくなったり、怒ったりするようなことだって、起きるものなのよ。
そんな風に学校でつらいことがあったときも、
学校から帰ってきたらさ、
今度はお家でママとお話できるじゃない?
そしたらママは、いつだってあなたの味方になって話を聞くからね。
そのときはさ、思いっきり、泣いたり怒ったりして大丈夫だからね。
1時間でも2時間でも、どれだけ泣いてもいいんだけど、そのうち、だんだんお腹も空いてくるでしょう?
そしたらさ、美味しいご飯を用意するし、
なんならコンビニにアイスでも買いに行こう!って誘っちゃうよ。
人間のアタマやカラダはとてもよくできていてね。
いろんな楽しいことをして、時間が過ぎれば、辛かったことも忘れるようにできてるの👌
なんか忘れてきたなーって思ったらさ、
明日は、今度はどんな気分になりたいかなーって、一緒に考えて、
明日を楽しみにしながら、ふかふかのお布団に入ってぐっすり眠ろう!
そんな毎日を、1日1日、ていねいに、楽しく過ごしていたらね、
あら不思議!
最初にあなたがお願いしていたことは、いつのまにか、叶ってしまうものなのよ。
お豆腐メンタルだったママが、娘に伝えたいこと
実はママは、長い間、この方法を知らなかったの。
だからね、いつも「思い通りにいかないことが起こること」が怖かった。
誰かに何か言われるのがいつもいつも怖かった。
悲しい気分を引きずる時間も、とてもとても長かったの。
でもね。
あるとき思ったの。
こんな気分の悪い世界に、いつまでもいたくはない!って。
私はもっと、楽しいことも、うれしいことも、もっともっとたくさんやってみたいんだ!って。
そして、いろいろ本を読んだり、お勉強したりしていたら、
引き寄せの法則と、それをとってもわかりやすく教えてくれているハッピーちゃんに出会えたんだ。
この方法は、まだ知らない人の方が多いのよ。
きっと、学校の先生も知らないし、お友達もきっと知らないと思う。
でもね、ものすごーく大きな可能性があるの!
今、ママも自分で毎日実験していて、けっこう面白いことが起きてるから、本当にそう思ってる。
だって、なんか最近、ママ楽しそうでしょ?(笑)
だからさ、ちょっと一緒にやってみようよ!
毎日寝る前に、今日どうだったか、ほうこくし合おう!
いい?
誰に何を言われようとも、
あなたは、いつも、もう一人の自分から、「すばらしいね!最高だよ!」って言われていることだけは、
決して忘れないでね。
愛する私の娘へ。
ママより。
まとめ:スマホを持つ前の子供に伝えておきたい大切なこと
スマホはとっても便利なもの。
でも、一度持ってしまうと、24時間手放せなくなってしまうものでもあります。
SNSやLINEで、いつでもどこでも他人と繋がれるというのは、幸せなことでもある一方、よっぽど気をつけておかないと、他人との比較と、他人からの評価で、24時間絶え間なく、自分の人生が翻弄され続けることになってしまいます。
「他人からの評価で自分の勝ちが決まる」と思っている状態で、幼い子供がスマホを手にすることは、自ら地獄に足を踏み入れるようなものだ、とさえ、思ってしまいました。
私自身が、もーどうしようもないお豆腐メンタルで、ずっと「自分よりも他人が正しい」と思い込んで生きてきました。
スマホが登場して、いつどこでも仕事ができるような状態になって、24時間気を抜けなくなってしまって、みるみるうちに追い詰められていきました。
そんなときに出会ったのが、エイブラハムの引き寄せの法則という本と、そのエイブラハムの理論をめちゃくちゃわかりやすく解説してくれるハッピーちゃんという元ブロガーさんでした。(今は彼女のブログはなく、一部が書籍化されています)
このお二方のおかげで、私自身の壮大な「思い込み」は、キレイに解けて、ずいぶん生きやすくなりました(^^)
デジタルネイティブ、スマホネイティブ、SNSネイティブの今の子供たちには、スマホを持って、他人軸の世界に翻弄されてしまうまえに、ぜひ、「自分は自分」という意識を知っていてほしい。
そう思って、この2つから学んだことを、子供向けにかみくだいて、この記事を書いてみました!
うちの娘がスマホをもつのはもう少し先になるかと思いますが、必ずこのことをしっかり伝えてから、買ってあげたいと思っています。
>>>「子供に貧しい思いをさせて申し訳ない」と思ったとき
>>>転落人生
>>>じぶんのことしか考えないひと
>>>メンタルを守る情報遮断力【真実はいつ・どこまで知るべきか?】
>>>成功者の悲劇
>>>レンタル家族
>>>愛の定義
>>>バレなきゃいいと、罪悪感なく嘘をつくひと
>>>愛なんてない
>>>動きたいけど、動けない
>>>お金への執着【離婚で見えた私の本性】
>>>上手に他人を憎む方法
>>>どうしても、どうしても、元旦那を許せない時
>>>先に被害者をやめる勇気
>>>逃げていい
>>>別居するかどうか、悩んでいた2年前の私へ
>>>【シングルマザーの辛い気持ち】私はこれで、少しだけ救われた。
>>>離婚後の辛いメンタルから立ち直る方法
>>>【面会が楽になる考え方】すっぱりあきらめ、覚悟し、開き直る
>>>面会の憂鬱を乗り越える方法
>>>【別居・離婚】頭で考えても答えが出ない時は、身体の反応で判断する
>>>大いなる誤解
>>>嘘つきなんて大嫌い!
>>>私のことは、私が救う【シングルマザーのセルフメンタルケア】
>>>叩きのめしてスッキリしたい【シングルマザーの黒い感情を消化する】
>>>大切なものを失った時、私たちはどうしたらいい?
>>>怒りのコップの仕組み【怒りや批判が怖い人へ】
記事が役に立ちましたら、クリックいただけるとめちゃくちゃ嬉しいです♪