動きたくても動けない。
何だかいつも疲れている。
やらなきゃいけないことがたくさんあるのに、手を付けられない。
その原因と、対策について。
人間は、1秒に1回以上「脳内会話」を繰り広げている
人間は、1日に6万回近く思考していて、「その8割が昨日と同じこと&ネガティブなこと」だとよく言われている。
つまり、寝ている8時間を差し引くと、
そう、つまり、1秒に1回、なにかを考えてしまっている。
頭がスッキリしない・心がしんどい・動きたいのに動けない原因は、どう考えてもここにある。
自動反応と判断を繰り返してしまう理由
人間は、情報に触れるたびに、「自動的に反応」して、「判断」して、いつもと同じような脳内会話を繰り広げてしまう。
たとえば、私の場合。
有名人の不倫のニュースを見聞きしたときに
繰り広げられる脳内会話はいつもこんな感じ↓
「やっぱり不倫は世間が許さないよね」
「どうしてもっと、家族のことを考えて
行動ができないんだろう」
「私はやっぱり間違ってないよね」
などなど・・・
自分の脳内会話を、客観的に見つめていくと、
最後にいつも、行き着くのは、
「私はやっぱり間違ってないよね」
という、自分を正当化するセリフであることに気付かされる。
頭の中がいっぱいで苦しいにも関わらず、
思考することをやめられないのは、
判断することをやめられないのは、
「私は間違っていない」という結論に、行き着きたくてたまらないから。
「私は間違っていない・私は正しい」に行き着いて得られるものとは?
でも、よく考えたら、脳内会話を繰り広げて、「自分が正しい」に行き着いたからといって、
一体わたしは何を得られるのだろう?
確かに、「自分が正しい」に行き着いたとき、承認欲求が満たされて、ちょっと安心というか、一瞬、快楽的な気分にはなれる。
でも、一瞬だけだ。
相手を説得して、相手の考え変えられるわけじゃないし、現実的に何が変わるわけでもないから、すぐにまた、同じことを繰り返して考えてしまうトラップに陥る。
脳内会話を繰り広げて、「自分が正しい」に行き着いたからといって、何も得られない。
ただただ脳内のエネルギーを消費して、
嫌な気分になって、
なんだか疲れて。
「動きたいのに動けない」
そんな状態になってしまうだけなんだ(;´Д`)
不毛な脳内会話を止めるには?
しかしながら、ここまで気づいていてもなお、情報に触れるたびに、心は自動反応を続けてしまう。
それが心の仕組みなんだから、もはや反応しちゃうのは仕方がない。
できる対応策といったら、「情報遮断」。
もう、これしかない。
- 嫌な人の情報は自分から見にいかない。
- SNSやニュースで、ランダムに目に入る情報もわりと危険なので、意識して見ない時間を作る。
そうやって、自分を、心を、守っていくしか、道はない。
参考図書↓
>>>「子供に貧しい思いをさせて申し訳ない」と思ったとき
>>>転落人生
>>>じぶんのことしか考えないひと
>>>メンタルを守る情報遮断力【真実はいつ・どこまで知るべきか?】
>>>成功者の悲劇
>>>レンタル家族
>>>愛の定義
>>>バレなきゃいいと、罪悪感なく嘘をつくひと
>>>愛なんてない
>>>動きたいけど、動けない
>>>お金への執着【離婚で見えた私の本性】
>>>上手に他人を憎む方法
>>>どうしても、どうしても、元旦那を許せない時
>>>先に被害者をやめる勇気
>>>逃げていい
>>>別居するかどうか、悩んでいた2年前の私へ
>>>【シングルマザーの辛い気持ち】私はこれで、少しだけ救われた。
>>>離婚後の辛いメンタルから立ち直る方法
>>>【面会が楽になる考え方】すっぱりあきらめ、覚悟し、開き直る
>>>面会の憂鬱を乗り越える方法
>>>【別居・離婚】頭で考えても答えが出ない時は、身体の反応で判断する
>>>大いなる誤解
>>>嘘つきなんて大嫌い!
>>>私のことは、私が救う【シングルマザーのセルフメンタルケア】
>>>叩きのめしてスッキリしたい【シングルマザーの黒い感情を消化する】
>>>大切なものを失った時、私たちはどうしたらいい?
>>>怒りのコップの仕組み【怒りや批判が怖い人へ】
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