別居中のシングルマザーが就職活動を成功させるための3つのポイント【履歴書と面接でどこまで打ち明けるか?】

別居中のシングルマザーが就職活動を成功させるための3つのポイント
シンママさん

シングルマザー予備軍です。

別居中に就職活動を始めようと思ってます。

でも、別居中とか離婚予定のことはいつ就職先の会社に話すべきなのか悩みます・・・。

子供の病気で休むことになったり、調停で平日のお休みが必要になったりするので、履歴書や面接の段階で、事前にある程度話しておいたほうがいいのかな~とは思うのですが、どうでしょう?

しばらく専業主婦をしていてブランクもあるので、とにかく自信がありません・・・。

ミーナ

シングルマザーのミーナ(@mina.tips)です。

別居という宙ぶらりん状態での就活って、ほんと悩みますよね。

私自身も、別居中に10年ぶりの就活をしたのですが、そもそも久しぶりの社会復帰で自信がない上に、子供のこととか、調停の事情も抱えてしまっていて、就職活動の段階でどこまで会社に伝えておくべきかはかなり迷いました。

4社にエントリーシート(履歴書)を送って、1社落ちて、2社は履歴書は通過したけど面接を辞退、1社は合格となりました。

本記事では、別居中の私の就活体験を元に、別居中のシングルマザー予備軍の方が就職活動に成功するための履歴書・面接でのポイントをまとめました!

別居中の就活で登録したサイト

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別居中のシングルマザーが就職活動を成功させるための3つのポイント【履歴書と面接でどこまで打ち明けるか?】

別居中のシングルマザーが就職活動を成功させるための3つのポイントは以下です。

別居中のシングルマザーが就職活動を成功させるための3つのポイント
  1. 履歴書(エントリーシート)には不利な事情を書かない
  2. 面接で面接官と打ち解けた後に、子供がいることを伝える
  3. 面接では、別居中・離婚予定ということは話さない

順番に解説していきます!

1:履歴書(エントリーシート)には不利な事情を書かない

別居中の就活(履歴書の書き方)

別居中のシングルマザー予備軍の状態だと、就職するにあたって不利な事情はいろいろ抱えてますよね。

  • 小さな子供を一人で育てている
  • 調停中で平日休むことになる
  • 離婚後もしかしたら引っ越すかも

などなど。。。

そういった不利な情報は、履歴書(エントリーシート)の段階ではできるだけ書かないほうがおすすめです。(「子供がいる」ことは書いても大丈夫)

実は、私自身、新卒で入った会社で働いていたときに、大量にアルバイトスタッフを採用したことがありまして、履歴書だけだと100枚以上見てきて、面接も20人くらいしたことがあります。

そのときに思ったのが、履歴書に不利な情報を書かれていると、履歴書の段階で落とす可能性も高くなりますし、無事面接にこぎつけたとしても、面接官的に「この人事情アリだもんな」という先入観を持って面接をしてしまうからです。

就職活動を成功させるためには、とにかくまず、面接にこぎつけて、第一印象で「この人よさそう!」と思わせるのがめちゃくちゃ大事です。

特に、資格や経験がない場合には、ほぼほぼ第一印象勝負です。

面接の最初の10~20分は、とにかく「この人良さそう」と思われるように自分をアピールすること。

不利な事情を話すのは、面接官とすっかり打ち解けた後です。

2:面接で面接官と打ち解けた後に、子供がいることを伝える

別居中の就活(面接で話すこと)

面接で、面接官と打ち解けて、感触がいいなあと感じたら、そこではじめて子供の話をします。

「ちなみに、保育園児と小学生の子供がいるので、残業と土日出勤は難しいです」と、ここだけは最初にしっかり伝えておくのがおすすめです。

3:面接では、別居中・離婚予定ということは話さない

  • 別居中である
  • 調停を抱えている

という事情については、面接では特に話す必要ないなと思いました。

実は、最初に面接を受けた会社では、「離婚前提の別居中なんです」と面接官に話してしまって、不合格になりました。

その会社は筆記試験もほぼ満点近くとれた自信があり、面接官が2人いて、かなり話が盛り上がって「これは採用確実そう!」と思っていたのですが、面接の最後に「別居中・離婚予定」ということを伝えたら、急に1人の面接官の表情が変わってしまって。。。

結果は不合格でした。

私自身は、別居中で調停を抱えていても、プライベートはプライベート、仕事は仕事で、気持ちもちゃんと切りかえて働く気満々で、会社に対しても最初から正直に自分のことを話しておきたいと思ったので別居中のことを話しました。

でも、面接官の立場からすると、「この人急に仕事休んだりしないのかな」「メンタル大丈夫かな」「会社が変なトラブルに巻き込まれるのもやだな」とか、不安に思われたのではないかと推察しています。

そりゃそうですよね。

たかだか30分程度の面接で、「この人は大変な事情を抱えていてもしっかり仕事をしてくれる人だろう」なんて信頼を得るほうが難しいですよね。。。

しかも、よく考えたら、結婚生活がうまくいっていようがいっていなかろうが、基本的に子供が熱を出したときに仕事を休むのは妻だし、会社側もそういう風に思っているから、「別居中で完全ワンオペ育児状態」とか別に言わなくてもよかったんですよ。

ということを学んで、2社目の面接では、子供がいて、残業や休日出勤ができないことは面接時に伝えましたが、別居中ということは特に言いませんでした。

そして、無事に合格して就職することができました。

調停で平日にお休みをとらないといけない場合はどうすれば?

調停で平日にお休みをとらないといけない場合はどうすれば?

ただ、唯一の問題が、当時、調停を抱えていたので、就職直後から月1回平日の半休をとらないといけないということでした。

面接時には別居中であることを伝えていなかったので、最初は「どうしよう・・・どんな理由でお休みをとればいいんだろう・・・」と悩みました。

「子供が熱を出していまい・・・」などとウソを言ってお休みをもらう事も考えましたが、でも、毎月の調停のたびにウソをつくのはあまりに会社にも迷惑をかけるし申し訳ないと思い、就職してから1週間くらい経った段階で、上司に別居中で調停を抱えている事情を話しました。

常に一緒に働いている直属の上司なら、1~2週間もあれば、自分の人となりをある程度は理解してもらえます。

ありがたいことに、すんなり事情を理解していただけて、それ以降は調停の日程も分かり次第早目に伝えてお休みをいただいていました。

【転職後の有給について】

入社後6カ月間継続して勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者には年間10日間の有給を付与することが法律で決まっています。

逆に言うと、最初の6ヶ月間は有給はありません。

就職直後から平日のお休みを取るのが悪いなあと思っていましたが、最初の半年は有給じゃないので、むしろちょっと気が楽になってよかったです。

まとめ:別居中に就職活動を成功させて、できるだけ早く経済的に安心しましょう!

別居中の就職活動は、ほんと最初は不安だらけでした。

でも、結論、別居中とか離婚予定とかはあまり気にせず、普通に子育て中の主婦という立場で就活すれば大丈夫です。

私はもともと、生真面目な性格だったので、「ウソをつくのはよくない。今の事情を全部話さなきゃ!」なんて思ってしまっていましたが、会社からすると「ちゃんと仕事をしてくれる」人が欲しいだけであって。

まだ人間関係ができていない面接官に、自分が抱えているフクザツな事情を話しても、「この人大丈夫なのかな?」という漠然とした不安を与えてしまうだけでした。

なので、履歴書や面接の段階では、あまり事情を書く必要はないと思います。

別居中や離婚予定などの事情についてのカミングアウトは就職してから徐々にするのがおすすめです。

ちなみに、私が別居中の就活で登録したサイトもあわせて紹介しておきます!

派遣のマンパワーグループ

当初は、とりあえず派遣社員として就職することも検討していたので派遣大手のマンパワーグループに登録しました。

登録してから派遣会社の面接を受けて、そのときにパワポ・エクセルなどのPCスキルの試験を受けつつ、希望の勤務条件(平日9時~17時残業なし)を伝えます。

自分の希望に合った求人が出た時に、メールや電話で教えてくれるので、便利でした!

派遣は時給も高いし、残業も断りやすい。

別居後にもしかしたら引越しとか、事情が変わる可能性がある場合は、正社員より気軽でいいなと思います。

派遣で働きつつ、家で副業するという働き方も理想的です。


マイナビスタッフ

「働きたいママのためのお仕事相談会」も行われているマイナビスタッフ。

こちらも派遣登録です。

時短勤務や、未経験OK事務などが多いので、ブランク明けの最初の就職口探しはマイナビスタッフも便利で安心できます。



リクナビNEXT

正社員で探すなら、リクナビネクストはやっぱり登録されている仕事の数がダントツで多く、転職には強いです。

私の場合は、最終的には、リクナビNEXTに掲載されていた会社に正社員で就職しました。

登録すると、スカウトサービスと言って、自分の履歴書に合う求人情報を送ってもらえるサービスを使えるようになります。

サイトには掲載されてない求人情報もいち早くつかめるのが良かったです。


MIIDAS(ミイダス)

会員登録時の質問に答えていくだけで、今の自分の市場価値を算出してくれて、それに合った企業からの面接確約オファーが届くという仕組みの、新しい転職サイトです。

最初に回答する質問数はまあまあ多くてちょっとメゲそうになりますが、一度登録してしまえば、それにあう面接オファーが届くようになります。

個別に企業に履歴書やエントリーシートを出す必要がないのがかなり楽で、面接確約のオファーしかこないので、効率良いです!

あと、元主婦でブランクあり、子持ちという立場上、必要以上に自分の市場価値を下げて転職活動してしまうシンママ予備軍さんも多いと思うので、一度自分の過去の経験からどれくらいの年収が適当なのかをミイダスで算出しておくのもおすすめです。



別居中とか離婚予定とか、あまり難しく考えすぎずに、普通に堂々と就職活動して大丈夫です♪

自信持って、頑張ってください!!