モバイルSuicaは地方でも一番お得だった!【各交通系ICとポイント還元率を徹底比較】

地方の人も、モバイルSuicaが一番お得!

2019年10月1日から、JR東日本路線でのモバイルSuicaの利用で、切符代&定期代の2%ポイント還元(カード式のSuicaの場合は切符代の0.5%還元)がスタートしました。

しかも貯まったポイントはSuicaチャージに使えるのです!

事実上の値下げではないですか・・・!

ミーナ
切符代と定期代の2%なんて、めちゃくちゃ大きい!

仮に月2万円の電車代なら400円が貯まる・・・♪

JR東日本エリアに住んでいる方なら、是が非でも、モバイルSuicaにして、さらにはクレジットカードからのチャージでポイント2重どりもしていきたいところです!

しかしながら、今回の2%ポイント還元の対象はJR東日本の在来線に乗車するときだけが対象。

東日本エリア外の地方在住で、モバイルSuicaを使っている人たちは、残念ながら恩恵にはあずかれないのです・・・(涙)。

実は、各地方の交通系ICのSUGOCA(スゴカ)やICOCA(イコカ)などには、すでに、電車の乗車でポイントが還元される制度があります。

ミーナ

それにも関わらず、地方に住んでいる私は、九州でモバイルSuicaを使い続けています。

モバイルSuicaの『乗車で2%還元』が受けられなくても、地元の交通系ICを使うより、モバイルSuicaがお得な理由があるのです!

本記事では、地方において、地元の交通系ICを使った場合とモバイルSuicaを使った場合のポイント還元率を徹底比較しました!

ミーナ
結局、トータルで考えると地方でもモバイルSuicaが最強なんだな~というのがわかっていただけると思います!

目次

JR東日本エリアに住んでいる人は、クレカチャージ+モバイルSuica利用で、ポイント2重取りができる!

関東圏に住んでいる人は、クレカチャージ+モバイルSuica利用で、ポイント2重取りができる!

関東圏のJR東日本路線エリアに住んでいる方が、クレジットカードからチャージしてモバイルSuicaを利用した場合、クレジットカードでのチャージポイントと、鉄道乗車でのポイントの2重どりができます!

モバイルSuicaにチャージしてポイントがつくクレジットカードは限定されています。

その中でも、還元率が高く、人気のカードは「ビッグカメラSuicaカード」と「リクルートカード」です。

ビッグカメラSuicaカードから、モバイルSuicaにチャージした場合のポイント還元率

ビッグカメラSuicaカード
カード名 ビッグカメラSuicaカード
年会費初年度無料。2年目以降540円(ただし、年1回の利用で無料)
ポイント還元率 1.5%
たまるポイントJREポイント

ビッグカメラSuicaカードからチャージ(1.5%)+モバイルSuica(2%)=3.5%還元

JREポイントは、Suicaチャージに使えるポイントです!

リクルートカードから、モバイルSuicaにチャージした場合のポイント還元率

リクルートカード
カード名リクルートカード
年会費永年無料
ポイント還元率 1.2%
たまるポイントリクルートポイント(Pontaポイント)

リクルートカードからチャージ(1.2%)+モバイルSuica(2%)=3.2%還元

このように、ポイントの2重取りができ、3.2~3.5%還元になります!

ミーナ

関東圏・JR東日本エリアに住んでいる方は、ぜひポイント2重どりライフを楽しんでください!

モバイルSuicaの設定と、JREポイントへの登録が必要です!

地方でモバイルSuicaを利用するメリットは2つある

Suicaは、全国どこの路線に乗るときも使えます。

でも、2019年10月1日から、「モバイルSuicaで電車に乗ったら2%のポイントがつく!」というのは、あくまでもJR東日本の路線に乗ったときだけの話です。

ミーナ
なので、地方に住んでいてモバイルSuicaを使っている人には残念ながら関係ない話なんですね(涙)

それなら、JR東日本エリアに住んでいる人はSuica、JR西日本エリアに住んでいる人はICOCA、JR九州エリアに住んでいる人はSUGOCAを使うのが便利でお得なのでは?と考えがちですが、実はそうでもないのです。

地方に住んでいる人がモバイルSuicaを利用するメリットは2つあります。

 

地方に住んでいる人がモバイルSuicaを利用するメリット
  1. モバイルSuicaは、圧倒的に便利(スマホでチャージできてスマホで改札に通れる)
  2. モバイルSuicaは、ポイント還元率が高いクレジットカードでチャージできる(還元率1.2~1.5%)

メリット1:モバイルSuicaは圧倒的に便利

モバイルSuicaだけがスマホとの連携に対応した電子マネー・交通系ICカードです

スマホひとつでチャージができて、改札でピッとできる。

圧倒的に便利です。

ミーナ

カード式のSuicaを使っていた頃は、よくSuicaカードを紛失しかけていました・・・。

だから、スマホケースを見開きのカード差し込めるやつにしてみたり、定期券入れをバッグにつけてみたり、いろいろ対策してたな~(遠い目)

地方の交通系ICカードには、「モバイル」がないという致命的な欠点がある

モバイルSUGOCAとか、モバイルICOCAなどは存在しません。

必ず「カード」を持ち歩く必要があります。

一度モバイルSuica生活に慣れてしまうと、わざわざカード式の交通系ICカードを持ち歩くのは、ものすごく面倒に感じます。

メリット2:モバイルSuicaは、ポイント還元率が高いクレジットカードでチャージできる

地方でもモバイルSuicaがお得な理由

モバイルSuicaは、高還元のクレジットカードでチャージすることができます!

ビッグカメラSuicaカードから、モバイルSuicaにチャージした場合のポイント還元率

ビッグカメラSuicaカード
カード名ビッグカメラSuicaカード
年会費初年度無料。2年目以降540円(ただし、年1回の利用で無料)
ポイント還元率 1.5%
たまるポイントJREポイント

ビッグカメラSuicaカードからチャージ(1.5%)+モバイルSuica(0%)=1.5%還元

JREポイントは、Suicaチャージに使えるポイントです!

リクルートカードから、モバイルSuicaにチャージした場合のポイント還元率

リクルートカード
カード名リクルートカード
年会費永年無料
ポイント還元率 1.2%
たまるポイントリクルートポイント(Pontaポイント)

リクルートカードからチャージ(1.2%)+モバイルSuica(0%)=1.2%還元

ただし、リクルートカードからモバイルSuicaにチャージしてポイントがつくのは、月に3万円までです。

たとえ、モバイルSuicaで電車に乗ったときのポイント還元2%がつかなくても、クレジットカードでチャージしたときに発生する、各クレジットカードのポイントがつくのです。

それでは次に、各地域の交通系ICカードを使った場合と比較してみます。

JR九州SUGOCA(スゴカ)とモバイルSuicaの比較

スゴカ

JR九州のSUGOCAと、モバイルSuicaを比較します。

SUGOCAのポイント還元率

SUGOCAを使ってJR九州エリアの電車に乗車すると、1回の乗車で、自動改札機で引き去った運賃×1%分のJRキューポがたまります。

その他、以下の条件でJRキューポポイントが貯まります。

利用サービス還元率または付与ポイント数備考
JR九州SUGOCAエリア内の列車に乗車1%・定期券区間除く
・筑肥線内の駅と福岡市地下鉄の駅との間を利用の場合、筑肥線部分の利用運賃のみポイント付与対象
JR九州SUGOCAエリア内の自由席特急券を購入5%『JRキューポ』付与対象となる自由席特急券表面には「ICP」と印字
JR筑肥線・唐津線⇔福岡市地下鉄の利用一律10ポイント定期券による乗車は対象外
ポイント付与対象のSUGOCA加盟店にて利用店舗により異なる

SUGOCAにチャージできるクレジットカード

SUGOCAはクレジットカードチャージにも対応しています。

ただし、還元率0.5%のJQカード限定で、かつ「オートチャージ限定」です。

オートチャージとは、自動改札機通過時に残高を検知して、自動的に定額がチャージされる方法です。

クレジットカードから自分で好きな金額をチャージすることはできません。

JQカード
カード名JQカード
年会費初年度無料。2年目以降1250円(ただし、年1回の利用で無料)
ポイント還元率 0.5%
たまるポイントJQポイント

つまり、JQカードでSUGOCAチャージしたときにゲットできるポイント合計は、

JQカードチャージ(0.5%)+SUGOCA(1%)=1.5%

つまり、これって、ビッグカメラSuicaカード→モバイルSuicaにチャージしたときの還元率(1.5%)と変わらないんですね!

ミーナ

私の場合はリクルートカード→モバイルSuicaなので還元率は1.2%です。

なので、JQカード→SUGOCAの方が、0.3%お得です。

それでも、モバイルSuicaの圧倒的な便利さと、SUGOCAのためだけにJQカード作るのもな~ということを考えると、0.3%の誤差は許容範囲!

JR九州のSUGOCA(スゴカ)とモバイルSuicaはどっちがお得?

九州ではモバイルSuicaとSUGOKA(スゴカ)どっちがお得?

というわけで、「東日本在来線の乗車で2%」の恩恵にはあずかれない、地方在住の私ですが、やっぱり地元のSUGOCAと比べても便利&お得なので、今後も「リクルートカードチャージ→モバイルSuica」を利用し続けます!

JR西日本のSMART ICOCA(スマートイコカ)とモバイルSuicaの比較

スマートイコカ

JR西日本のSMART ICOCA(スマートイコカ)と、モバイルSuicaを比較します。

SMART ICOCA(スマートイコカ)のポイント還元率

SMART ICOCAのポイント還元システムは独特で、乗車時間と乗車回数で決まります。

  • 【時間指定ポイント(京阪神地区の一部対象)】平日の10時~17時(=通勤時間を除く時間帯)の間に入場または出場された場合のご利用と、土休日の終日(始発列車から最終列車まで)のご利用の、4回目以降のご利用1回ごとに、運賃の50%または30%のポイントが貯まります。
  • 【利用回数ポイント】1カ月間(1日~末日)の同一運賃区間の11回目以降のご利用1回ごとに、運賃の10%のポイントが貯まります。

参照:JR西日本ICOCA公式ホームページ

ICOCA(スマートイコカ)にチャージできるクレジットカード

ICOCAではなく、SMART ICOCA(スマートイコカ)を発行すれば、クレジットカードでチャージができます。

多くのクレジットカードでSMART ICOCA(スマートイコカ)にチャージができますが、そのうち、チャージ時にポイントがつくのは一部のクレジットカードだけです。

チャージでポイントがつき、かつ高還元なおすすめクレジットカードは、REXカードと リクルートカードです。

【REXカード】

REXカード
カード名REXカード
年会費永年無料
ポイント還元率 1.25%
たまるポイントREXポイント

REXカードからチャージ(1.25 %)+SMART ICOCA(乗車回数ポイント)=1.25 %+乗車回数ポイント

【リクルートカード】

リクルートカード
カード名リクルートカード
年会費永年無料
ポイント還元率 1.2%
たまるポイントリクルートポイント(Pontaポイント)

リクルートカードからチャージ(1.2%)+SMART ICOCA(乗車回数ポイント)=1.2%+乗車回数ポイント

JR西日本のSMART ICOCA(スマートイコカ)とモバイルSuicaはどっちがお得?

JR西日本のSMART ICOCA(スマートイコカ)とモバイルSuicaはどっちがお得?

ICOCAの電車への乗車で還元されるポイントは、乗車時間と乗車回数によってつくものなので、クレカチャージでのポイント還元との合計のポイント還元率はなんとも計算がしづらいですね。。。

  • クレジットカードチャージ→モバイルSuicaだとチャージした金額×1.2~1.5%のポイント還元
  • クレジットカードチャージ→スマートイコカだとチャージした金額×1.2~1.25%のポイント還元+乗車でつくポイント

電車の乗り方によっては、モバイルSuicaよりもスマートイコカのほうがポイント還元率が高くなる可能性があります!

ただ、スマートイコカにクレジットカードチャージをするためには、駅に設置してあるICOCAマークのある機械、自動券売機や乗り越し精算機からおこなわないといけません。

それがデメリットではありますね。

難しい選択ですが、私の場合は、チャージがスマホからできる利便性をとってモバイルSuicaを選ぶかな~と思います。

JR東海TOICA(トイカ)とモバイルSuicaの比較

TOICAとモバイルSuicaはどっちがお得?

JR東海のTOICA(トイカ)と、モバイルSuicaを比較します。

TOICA(トイカ)のポイント還元率

ポイント還元はありません。

TOICA(トイカ)にチャージできるクレジットカード

なし。現金チャージのみ。

JR東海TOICA(トイカ)とモバイルSuicaはどっちがお得?

断然モバイルSuicaがお得ですね!!

JR北海道KITAKA(キタカ)とモバイルSuicaの比較

KITAKAとモバイルSuicaはどっちがお得?

JR北海道のKITAKA(キタカ)と、モバイルSuicaを比較します。

KITAKA(キタカ)のポイント還元率

ポイント還元はありません。

KITAKA(キタカ)にチャージできるクレジットカード

なし。現金チャージのみ。

ただし、クレジットカード一体型Kitacaに関しては、Kitacaエリア内『みどりの窓口』にてクレジットカード決済でのチャージが可能。

ポイント還元率は1%

JR北海道KITAKA(キタカ)とモバイルSuicaはどっちがお得?

断然モバイルSuicaがお得ですね!!

地方でモバイルSuicaを利用するデメリット

地方でモバイルSuicaを利用した場合、メリットだけではなく、デメリットもあります。

定期券の場合は各地方の交通系ICを利用する必要がある

定期券の場合は、各JR管轄の交通系ICで購入するしかないので、残念ながらモバイルSuicaは使えません。

振替輸送の対象外になる

列車が運行不能になった場合、Suicaでの他鉄道会社への振替輸送は対象外。

まとめ:地方でも、モバイルSuicaを利用したほうがお得&便利!

結論、定期券利用の場合を除けば、地方でもモバイルSuicaの方がお得&便利です!

(ただし、SMART ICOCA(スマートイコカ)はクレカチャージできて、ポイントがつくので、どっちもどっちという感じですね)

ミーナ
やはり、モバイルSuicaへ還元率の高いクレジットカードでチャージができるのが大きな理由ですね。

交通費の支払いも、現金ではもったいない!

クレジットカードからのチャージにして、ガンガンポイントが貯められる時代です!

お得にポイント貯めていきましょ~♪

家計をキャッシュレス化して、ガンガンポイントをためる生活をしています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

https://single-mother.tips/pay_mina_jisseki/