お金＝他人に迷惑かけないパワー

別居後、自分が就職するまでの間、引っ越しやら転園やらで、わずかな貯金も底をつきそうになって、

「これ以上お金が減ったらヤバい！」

って、生存への恐怖といってもいいくらい毎日怖くてたまらなくなって、起きてる間のほとんどの時間、お金のことで頭がいっぱいだった時期がありました。

仕事から帰ってきて、子供と遊ぶ余裕なんてほとんどなく、家事の合間をぬって、保険、nisa、ideco、投資信託、節税、節約、もう、お金にまつわる様々な本を読み漁りました。

そのおかげで、このブログができて、そのおかげで、家計のプロといってもいいくらいのレベルになれたとは思うのですが・・・。

それにしてもやっぱり、お金への執着、固執、ないことへの恐怖、そういう感情が一気に吹き出してしまっていたので、お金に振り回されていた感も半端なくて。

そもそも、お金に振り回されずに生きる方法ってあるのかな？

お金に関する恐怖を心理面から緩和することはできないのかな？

そう思っていた時に出会ったのが、この、さとうみつろうさんのお金の本↓

それと、本田健さんの、このお金の本↓

この2冊の中に、ものすごくスマッシュヒットした言葉があったので紹介します！

ちなみに、さとうみつろうさんや本田健さんの本は、オーディブル（Amazonの朗読サービス）ならいろいろ無料で聞けちゃいます！

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お金＝他人に迷惑かけないパワー

さとうみつろうさんの本の中には、「お金＝他人に迷惑かけないパワー」っていう話が書いてあって、もう、「これが答えだわ！！！」ってなりました。

要約するとこんな内容です↓

そうなんです。

「お金がなくなりそう」な危機を体験すると、私たちはついつい、本能的に「食べていけなくなる」「路頭に迷う」「生きていけなくなる」と思ってしまうけど、実際には、いきなりそういう事態にはならないんですよね。

現実に起こりうるのは、

「お金がなくなる」と、「誰かに頭下げて生きていかないといけなくなる」ということ。

その誰かは、疎遠にしている実家だったり、元夫だったり、兄弟だったり、友達だったり、市区町村だったり、国だったり、はたまたNGOだったり。

もちろん、誰かに迷惑かけるもの嫌だし、アイツになんて死んでも頭下げたくない、なんて相手もいるかもしれない。

でも、命かプライドかっていう究極の選択になったら、これもう、迷わず命ですよね。。。

特に子供の命がかかっていたら。

逆に言うと、「誰にも頼りたくない」「誰にも迷惑かけたくない」「誰にも頭を下げたくない」っていう、プライドみたいなものをぶっ飛ばせたとしたら、お金がなくなる恐怖もいっしょに吹き飛んじゃうものなんですね。

友達が50人いれば、食いっぱぐれることはない

「信頼できる友達が50人いれば、寝る場所も食べ物も困りません。1週間ずつ順番に厄介になる感じで行けば、1年くらいはどうにかなりますよね。僕にはそういう友達が50人以上いるから、たとえ新しいチャレンジをして大失敗して一文無しになっても、怖くないと思えるんです」

みたいな内容が書かれていたのは、本田健さんの「HappyMoney」。

確かに・・・。

まあ、子連れだとあまり現実的な話ではないといえばないのですが、それでも、頭下げて頼み込めば、どうにかはなる。

2冊の本を読んで、共通しているなと思ったのは、

「お金がなくなった場合の最悪の事態を、もっと論理的に具体的に考えてみよう。そしたら、お金が底をつく恐怖からは解放されるよ」

という考え方でした。

シングルマザーがお金への恐怖を手放すには

シングルマザーになるまでには、いろいろあった人が大半ですよね・・・。

多かれ少なかれ「もう誰も信じられない」とか「誰にも頼らず1人で生きていきたい」とか、そういう思いを持っている方のほうが多いと思います（←私もそうでした）。

だから、その「誰にも頼りたくない」という気持ちもめちゃくちゃわかります（＞＜）

でも、もし、お金がなくなることへの恐怖が強すぎて、しんどい思いをしていたり、「動きたくても動けない」ような状態になっている方がいたら、一旦「いつだってプライドさえぶっ飛ばせば、お金がなくなったとしても、どうにでもなる。生き延びることはできるんだ」という考え方に切り替えて、恐怖を解放するのはけっこうオススメです！

私はそれで、ふっと怖さが緩んで、そこはかとない安心感が湧いてきました。

そしたら自然に元気が出てきて「誰にも頼らなくてもいいお金の環境作り」に向けて行動することができるようになりました。（ペイ活とかポイ活とか、固定費の節約とか、節税とか、idecoとかnisaとか・・・！ブログにもこれまでやってきたマネー対策を書いてます^^）

お金がないことに対する恐怖にはまっている状態からだと、行動するエネルギーさえ湧いてきません。

まずは、「最悪プライド捨てればどうにかなるしな」と考えてみて、心と体をホッとさせる。

そこからスタートすれば、「家計簿アプリ使ってみようかな」「キャッシュレスにも挑戦してみようかな」など、気力が湧いてきて、結果的には「誰にも頼らなくても大丈夫」な方向に進むんじゃないかと思います。

余談：「貧乏だから子供がかわいそう」は幻想だと思う件

私の人生をお金というモノサシで振り返ると、

極端にお金がなかった時期（学生時代）

→極端にお金があった時期（結婚してた頃）

→極端似お金がなかった時期（別居初期）

って感じで、その振り幅はかなり広いかったです（苦笑）

お金がないから不幸せというのも体験したし、お金がないけど幸せというのも体験しました。

お金があるから幸せというのも体験したし、お金があっても不幸せというのも体験しました。

全メニュー制覇済みっていうwww。

ちなみに、さとうみつろうさんの本は図書館で借りてきて読んで、本田健さんの本は本屋さん（ブックカフェ）で読みました。

昔は、「速読法」とか「積ん読にならない読書術」、「記憶に残す読書メモ術」とか必死に読んでいたけれど、なんのこたーない。

人は必要に迫られたら、ものすごいスピードと熱量で本が読めるようになる（笑）

ブックカフェでコーヒー1杯頼んだら、もう、最低3冊は読み切ろうと思っちゃうから、だいたい2時間くらいで3冊は軽く読めるようになりました。

そして、必死に自分のものにしようとするもんだから、ノートやスマホにメモして、ブログでアウトプットして、とか、自然にできてしまう。

それと似たような体験を、昔カンボジアのNGOで働いていたときにもしていて。

そのNGOは、現地の子供たちに日本語とか英語を教える活動もしていたのですが、あの子たちはお金がなくて、本なんて滅多に買えないから、今持っている一冊を読んで読んで読み込んで、ボロボロになるまで繰り返し使い倒す。

そして、それでも足りないところは、道端で出会った外国人と会話することで補おうとする。

だから結果的に、言語の習得スピードがめちゃくちゃ早かった。

いくら英語教材を買っても、「他にもっといい教材があるかもしれない」なんてやりながら、結局英語がモノにならなかった私は、あの子たちのあのバイタリティがうらやましくなったっていう。

だから、貧乏だから子供が頭良くなれないとか、貧乏だから子供が幸せになれないとか、そんな公式は絶対ないって言い切れる。

バイタリティはお金じゃ買えない。

モチベーションもお金じゃ買えない。

貧乏だったからこそ、生まれる何かだって、きっとある。

そういう意味でも、今、お金がなくなりそうとか、財産分与が思うようにいかなさそうとか、将来の教育費が心配とか、お金のことで悩んで苦しんでいる方がいたら、まずは、「どうにでもなるんだ」という、そこはかとない安心感を感じて、元気を取り戻すことに集中するのがおすすめです！！！

ちなみに、さとうみつろうさんや本田健さんの本は、オーディブル（Amazonの朗読サービス）ならいろいろ無料で聞けちゃいます！

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