別居・離婚で家を借りたい!シングルマザーが賃貸契約の審査に通るには?【無職の主婦が自分名義で家を借りた話】

別居・離婚で家を借りたい!シングルマザーが賃貸の審査に通るには?【無職の主婦が自分名義でアパートを借りた話】
シンママ予備軍さん

離婚前提の別居予定です。

家を借りたい(賃貸契約をしたい)のですが、現在無職の主婦なので、審査に通るのかどうかが不安です。

できれば自分名義で借りたいのですが、無職の母子家庭で賃貸物件は借りられるものなのでしょうか?

そもそも、別居中に賃貸アパートを借りれるものなのでしょうか?

ミーナ

シングルマザーのミーナ(@mina.tips)です。

私自身、離婚前提の別居中に、自分名義で家を借りました。

当時はまだ無職の主婦だったのですが・・・。

「別居中&無職」という状況で本当に賃貸契約ができるのか、当時はとても不安でした。

結果的には、「別居中&無職」という状況でも、自分名義で賃貸物件の入居審査に通って、心からホッとしました。

別居中に自分名義で家を借りられたおかげで、離婚後の児童扶養手当の手続きもスムーズにでき、今では子供2人と平和に3DK・家賃5万のアパートで平和に楽しく暮らしています♪

本記事では、

  • 別居中の無職の主婦でも賃貸契約できた自分の体験談
  • 自分名義で家を借りたほうがよい理由
  • 母子家庭で家賃はいくらくらいがよいの?
  • できるだけ安く賃貸契約する方法

などなど、別居予定のシンママ予備軍の方・離婚したシングルマザー方が、賃貸物件を借りる時に疑問に思うところをズバッと書きました。

2018年に宅建士の資格も取り、不動産会社勤務歴もありますので、不動産には詳しい自信がありますww

 

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別居中の無職の主婦でも賃貸契約でき、自分名義で家を借りれました!当時の私の状況について

別居中の無職の主婦でも賃貸アパートの審査に通った、当時の私の状況について

別居直後の半年は実家にお世話になってました。

そして、上の子が小学校に入学する&下の子が年少の学年になる直前の3月に、実家近くにアパートを借りることに。

当時はまだ、別居後のゴタゴタで私は働いていなかったのですが、ようやく翌4月から地元の不動産&建築の会社に就職することが決まっていました。

ちなみに、婚姻費用調停&面会調停&離婚調停の3つを抱えていた時期で、離婚の見通しもまったくたっていない状況でした・・・。

そんな状況での賃貸物件探し。

「無職の主婦&しかもいつ離婚が成立するかもわからない宙ぶらりんな状況で家って借りれるものなのかな・・・賃貸契約できるものなのかな・・・?」

「不動産屋さんに行っても嫌な顔されておしまいなんじゃなかろうか?」

など、最初は不安すぎて、なかなか一歩が踏み出せませんでした。

離婚成立の目処がたっていたら、それまでは実家に住み続けていたかもしれません。

でも、私の場合は、「いつ離婚が成立するかもわからなさすぎる&下手したら裁判までいくかも」、という状況だったので、子供たちの学校・保育園のタイミング的にも「思い切って今引っ越そう!」となり、別居中に賃貸アパートに引っ越すことに決めました。

それから、前々からネットで気になっていた物件の問い合わせをして、ちょうど2部屋空いているとのことだったので、内覧へ。

ちなみに、問い合わせの段階では、とくに別居中であることやシングルマザーになる予定だということは、不動産屋さん(←若手のお兄さん)には伝えませんでした。

子供たちを連れて、3人で内覧に行き、立地も家賃も広さもちょうどよかったので、その場で不動産屋さんに「借ります!」と伝えました。

そしてその段階になってはじめて、「実は離婚予定で、ここには私と子供たち3人で暮らす予定でして。ええっと、あと、就職は決まっているのですがまだ働きはじめてはなくて・・・それでも私の名義でここを借りたいと思ってまして。大丈夫でしょうか?」と恐る恐る事情を告白。

すると、「ウチ、賃貸は100%保証会社入ってもらってるんで、保証会社の審査が通れば大丈夫っすよ。とりあえず、審査出してみましょう。とりあえず事務所行きましょ!」とアッサリ言われ、その足で不動産屋さんに行って申し込み&審査の手続きをしに行きました。

【賃貸保証会社とは?】

一昔前は、賃貸物件を借りるときには「連帯保証人」を立てることが一般的でした。

でも、最近では、お金を支払うことで連帯保証人の代わりをしてくれる、賃貸保証会社を利用するケースが増えてきています。

賃貸保証料は最近では初年度で家賃の0.5カ月~1カ月分が目安。

大家さんや不動産会社の方針で、100%保証会社を利用すると決めているところもあります。

その場合は、たとえ連帯保証人を立てられるとしても、保証会社を利用しなければ、賃貸契約が結べません。

参考:賃貸保証会社とは?(スーモ公式ホームページ)

そして、事務所で改めて話を聞くと、

「もし連帯保証人も立てられるなら、ここに記入してください。いなかったらいないでいいですよ。まあでもいたほうが印象はいいかな」

と言われたので、今も現役で働いている父に保証人になってもらいました。

  • 離婚予定であることは正直に話した
  • 現在は無職だけど、来月から働き始める予定であると審査の書類に書いた
  • 現役で働いている父親を連帯保証人にした

別居中&無職だった私が、賃貸契約の入居審査でアピール?したのがこの3点。

無職の場合は、預金通帳のコピーが求められるかもと覚悟をしていたのですが、そこまでは求められませんでした。

その日は、申込みの手付金を支払い、保証会社に提出する審査書類を提出して終わりになり、審査結果を待つことに。

それから3日後、2社の保証会社に審査を申し込んで、1社はダメだったけど、もう1社に保証料4万円で通ったと連絡がありました。

大家さんからも入居OKが出て、「ただし、入居する家族の写真を送って欲しい」と言われていると伝えられたので、私&子2人の写真も提出しました。

契約書にサインして、初期費用全額支払って無事に契約が完了しました。

家賃5万円の賃貸アパートを借りるのにかかった初期費用がこちら↓

敷金0円(退去時にクリーニング代3.5万円)
礼金5万円
火災保険2万円
保証料4万円
仲介手数料5万円
消毒代4万円
合計25万円

初期費用の相場は、だいたい家賃の4~5ヶ月分と言われているので、まあ一応相場の範囲内でした。

ただ、引越ししたのが3月末で、最も不動産屋さんと大家さんが強気にでる時期だったこともあり、交渉をしてみたもののフリーレントもつけられず、消毒代も引けなかったのが残念・・・。

同じ物件で、違う時期に交渉したときはフリーレント1ヶ月はつけられたこともあると担当者の方が言っていたので、コスト重視の方は、引越しの時期をずらしたほうがいいと思います。

以上が、別居中に無職の主婦の状態で、自分名義で賃貸アパートを契約した私の実体験です。

別居時の引越しにかかった費用の総額については、以下の記事に書いています↓

>>>別居&引越しにかかった費用について【家賃・家電・車・子供の転園で100万超えた話】

自分名義で家を借りる(賃貸契約する)ほうがよい理由

自分名義で賃貸物件を借りたほうがよい理由

別居中で、無職の場合、「夫名義で借りたほうがいいのか」ということを思いつきがちですが、離婚前提での別居なら、できれば最初から自分の名義で賃貸物件を借りるほうがいいと思っています。

というのも、離婚後に母子家庭がもらえる「児童扶養手当」の手続きをするときに、賃貸契約書を提出する必要があるからです。

もし元夫名義で借りた家に住んでいる場合、次のような状況が考えられます。

  • 名義は元夫になっているけど、実際に家賃を払っているのは自分
  • 名義が元夫になっていて、養育費代わりに元夫が家賃を払い続けている
  • 名義が元夫になっていて、財産分与の分割払いとして元夫が家賃を払い続けている

児童扶養手当を受給するためには、養育費の8割も自分の所得と合算して申告する必要があるので、名義が元夫になっている場合は、その家賃分が養育費と解釈される可能性もあります。

いずれにしても、どういう状況なのかを役所に説明したり、自分で家賃を払っている証拠を提出したり、児童扶養手当を受給しようと思ったら、何かと手続きが面倒になってしまいます。

また、元夫でも、親戚でもない知人男性なんかの名義で家を借りたりしてしまうと、「事実婚」だと判断されて児童扶養手当の受給対象外になる可能性も高いです。

別居時に家を借りるときは元夫名義にしておいて、離婚時に自分名義に変更することもできなくはないですが、まあ、面倒ですよね。

こういったことを考えると、できれば別居時に家を借りるときから自分名義で借りていたほうが無難です。

シングルマザーが賃貸物件を借りる時の家賃相場は?

シングルマザーが賃貸物件を借りる時の家賃相場は?

これはシングルマザーに限らずですが、家賃は月収の25~30%くらいが相場です。

月収20万円なら、家賃は5万円くらいの予算で賃貸物件を探すのがよいです。

実際の生活を考えるうえでも重要なのことですが、実は、入居審査にも関係があります。

貸す側の大家さんの立場になると、想像できると思うのですが、月収の30%を超える家賃の家を申し込まれても、この人は本当に毎月家賃を払えるのか・・・と不安になってしまいますよね。

そういう意味でも、家賃は月収の3割以下に抑えるのが無難です。

【関連記事】母子家庭の生活費はどのくらい?シングルマザーはいくら稼げば子供と楽しく暮らせるの?

できるだけ初期費用を安くして賃貸契約する方法

賃貸物件を借りるときの初期費用の相場は家賃の4~5ヶ月分。

家賃5万円の物件を借りるなら、初期費用が25万円くらいかかることを覚悟しておかなければなりません。

でも実は、「このサイト経由で問い合わせすれば、初期費用が安くなる」という賃貸物件の検索サイトがあります。

ミーナ
同じ物件が複数の賃貸検索サイトに掲載されているのはご存知かと思いますが、最初に内覧の申し込みをするときに初期費用が安くなるサイトを使って問い合わせするのがポイントなのです!

初期費用は、ちょっとした工夫で下げられるので、問い合わせの段階から意識しておきましょう!

敷金・礼金・仲介手数料・更新料がすべて0円の物件情報!

家賃2万円代~、低家賃の賃貸物件に絞って掲載されていて、かつ、敷金・礼金・仲介手数料・更新料がすべて0円の物件だけが紹介されているのが、ビレッジハウスです。

公営住宅・団地のような感じの住宅が多く、とにかく家賃が安い!

さらに、初期費用がいらない上に、引越しサポートとして賃料の1ヶ月分(最大3万円)がもらえて、さらに1ヶ月分のフリーレントもついてくる。

私は、このビレッジハウスに掲載されている物件に引っ越そうか、最後の最後まで悩みまして、最終的には子供の学校のことがあって、別の物件にしてしまったのですが、条件が合えばビレッジハウスはかなりお得です!

>>>ビレッジハウス公式ホームページ

まとめサイトを使って物件を検索して内覧を申し込むとキャッシュバックがもらえる!

賃貸物件を探す時は、スーモやアパマンショップなどの個別の物件検索サイトよりも、以下のような賃貸物件情報のまとめサイトから内覧を申し込んだ方が、検索結果がまとまって表示される上に、キャッシュバックがもらえてお得です!

祝い金がもらえる賃貸情報サイト「キャッシュバック賃貸」

  • 入居決定で引越し祝い金が必ずもらえる
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Door賃貸

  • 入居決定で15000円のお祝い金がもらえる
  • 大手サイト(スーモ、マイナビ、アパマンショップ、エイブル、レオパレス21、centry21、ハウスコム)の物件がまとめて検索できて便利

初期費用の交渉に挑戦する!

初期費用は、基本的に価格交渉が可能です。

例えば、フリーレントといって、1ヶ月分の家賃を引いてもらうとか、礼金の値引きを交渉するとか。

不動産会社の担当者さんに「この別のところで見たこの物件も検討してるんですけど、フリーレント1ヶ月つけてもらえたら即決するんだけどな・・・」などと言って交渉するのがオススメです。

ただし、不動産会社の担当者さんが一人で決められるわけではなく、値引きを大家さんに交渉しないといけないので、その担当者さんの腕次第だったり、物件が動く時期(3月、10月)は交渉が難しくなったり、常に満室の物件では全く値引き交渉に乗ってもらえなかったりすることもあります。

それでも、交渉してみる価値は大アリです!

別居中&無職&母子家庭という状態でも、保証会社の審査に通る可能性はある!まずは申し込んでみる勇気を持って!

別居中&無職という状態でも、保証会社の審査に通る可能性はある!まずは申し込んでみる勇気を持って!

離婚成立してから、そして、働き始めてから家を借りるのが一番借りやすいのは確かです。

でも、離婚前提の別居になるときには、私のように無職の状態で家を探さないといけないという状況になる方も多いかと思います。

別居中&無職という状態で賃貸物件を借りに行くのは、不安かと思いますが、賃貸不動産の仲介会社は複数ありますし、保証会社も複数あります。

一社がダメでも、他にトライしたら審査が通って賃貸契約ができることもあります!(私も保証会社2社のうち1社は落ちています)

ということで、あまり深刻に心配しすぎずに、まずは希望の物件が見つかったら内覧の申込みをしてみるのがおすすめです。

問い合わせのときから「別居」「離婚」とかのワードを出してしまうよりは、内覧しつつ、担当者さんと話しつつ、関係を作りながらちょっとずつ状況をカミングアウトしていく・・・みたいな流れで相談していくほうが個人的にはいいかと思います。

これ、別居中の就活のときにも思ったのですが、会わないうちから自分の不利な情報を伝えると、最初から偏見を持って接されてしまうので、希望が叶わないケースが多いです。

それよりは、担当者と実際に会って自分の人柄を知ってもらってから、徐々に事実を伝えたほうが良い結果になる可能性が高いですよ!(自分が逆の立場になったところを想像してみるといいですね)

ミーナ

メンタル的にいろんなことを気にかけながら新居を探すのはなかなかシンドイですが、理想の賃貸物件が見つかれば、「ここで子供たちと人生の再スタートするんだ!」と、ちょっとずつ前向きな気持ちにもなってきます。

なので、シンママ予備軍の皆さん、勇気を出して、頑張って~!

初期費用が安くなる賃貸物件サイト

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内覧前にはこの記事をぜひぜひご参考に!↓

【シングルマザー・シンママ予備軍向け】賃貸アパートの選び方&内覧時のチェックポイント